カビがアルツハイマー病の原因になることをご存知でしょうか?
ご存じでなかった方、ちょっと注目です。
このシリーズでは、世界最長寿になるために家のカビを撃退することの重要性と、カビ予防に実際にうちでやって効果のあった方法を紹介します。
まずは理論編です。実践編はこちら↓
なぜ長生きするためにカビを撃退するか
まずカビ撃退の重要性について述べたいと思います。
慶応大学の長寿研究で、110歳以上生きた方は100歳時点で日常生活動作(ADL)が自立していたことが分かっています。
そして、日常生活動作(ADL)を自立させるためには認知症にならないことが超重要です。
年を取ると誰でも普通にアルツハイマー病(認知症)になります。
80歳以上では20%以上がアルツハイマー型認知症だと言われています。
そのため、認知症を防ぐことは長生きする上でとても重要になります。
ましてや家系にアルツハイマー病の家族がいる場合、自分もその遺伝子を受け継いでいる可能性が高いです。 (ApoE4遺伝子等)
私の母方の祖父母は認知症でしたので特に注意してアルツハイマー型認知症の原因を潰していく必要があります。
アルツハイマー型認知症の発症イメージ
「アルツハイマー病の真実と終焉」の著者、ブレデセン医師によると:
アルツハイマー型認知症は、複数の穴が開いた屋根から雨が侵入してきて、部屋に入った雨がある一定量を超えると発症するというイメージだそうです。
年を取ると多くの人が普通にアルツハイマー型認知症(認知症)になってゆくのは、年をとるにつれてこの部屋の中に雨が少しずつ溜まっていくためです。
アルツハイマー型認知症にならないためには、その原因となる屋根の穴を一つずつ防ぐ必要があります。
関連記事:
カビはアルツハイマー病の原因となることがわかっており、屋根に空いた穴のひとつです。
「アルツハイマー病の真実と終焉」の本では、家や車といった普段生活する場所にカビがある方は、カビ毒に常にさらされることでアルツハイマー病になっていくと書かれています。
そういった症例が複数紹介されていました。
原因はカビだけではありません。
しかし、この本の中で、実際にカビが主な原因と考えられる症例に対して、普段生活する場所のカビを除去するという方法を治療として取り入れて成果を出している例がありました。
最近はカビ毒の検査ができるクリニックもあるようです。
年を取ると多くの人が認知症になります。
世界最長寿になるためには、アルツハイマー型認知症の原因を貯めないために、カビ撃退が必要なことがわかりました。
そこで、我が家で実際にやって効果のあったカビ撃退法や楽な予防法を実践編で紹介します。
↓