前回の理論編ではアルツハイマー型認知症の原因を貯めない為に、カビ撃退が必要なことがわかりました。
本記事では実際にやって効果があった
- カビ撃退法
- 楽で継続できる予防法
を紹介します。
前回記事:
カビが発生する場所を特定
まずは家の中でカビがありそうな場所を洗い出します。
カビが発生する3条件は湿気、高温、栄養源。
ネットで調べると家の中でよくカビが発生するポイントは
- 風呂場
- エアコン
- クローゼット・押し入れ
- 加湿器
- 加湿空気清浄機
- キッチン
- 下駄箱
- 窓枠
- 壁
全ての場所を対策する必要がありますが、うちでは風呂場とエアコンは既にカビが生えていました。
対策していきます。
カビ取り・カビ予防
実際にうちでやって効果のあった方法を紹介します。
風呂場のカビ取り・カビ予防
我が家は築20年以上の中古マンションで風呂場の設備も古いです。
浴槽の裏のエプロン部分に蓋がされている構造になっており、蓋を外すと浴槽下が、掃除できます。
マンションを購入してから1年半以上が経ちますが、エプロン部分の蓋をはずしたことがありませんでした。
恐る恐る外すと、そこはカビの巣窟でした( ;∀;)
放送禁止レベルなので写真は載せません(^▽^;)
だって、買った時の不動産屋さんも自宅のエプロンの蓋は外していないと言っていましたもん(´TωT`)
しかし、カビがアルツハイマー病の原因になることを知った今、掃除しないわけにはいけません。
成功したカビ取り方法(風呂場)
浴槽下の掃除
エプロンの掃除方法をいろいろとグーグル検索した結果、エプロン部分に水を貯めてオキシクリーンを投入し洗浄する方法等を見つけました。
オキシクリーンとほぼ同じ成分のものは100均でも売っています。
要は酸素系漂白剤です。
オキシクリーンでやっつける
- 排水口の水をせき止めるための栓を作ります。ビニール袋に水を入れて縛って、排水溝の上に置きせき止めます。
- 浴槽下と、床に50度のお湯を張ります。
- そこへオキシクリーンを備え付けのスプーンで2杯パラパラとかけて溶かします。
- オキシクリーンを投入
- つけ置き
- 洗い流す
洗い流す時にシャワーヘッドを取ると勢いが出ます。
それをエプロンの奥まで突っ込むと、こびりついたカビもよく取れました。
※オキシクリーンは混ぜるな危険ですので、他の洗剤や漂白剤と併用しないでください。
オキシクリーンのリンク
塩素系漂白剤でやっつける
オキシクリーンでは洗浄力が弱いため頑固なカビ汚れは取れませんでした。 洗浄力が強い塩素系漂白剤で同様に洗うと結構カビが取れました。
※混ぜるな危険ですので、絶対に酸性洗剤やオキシクリーンと併用してはいけません。
風呂エプロン裏側の掃除
エプロンの裏にワイヤーを通してボディネットでゴシゴシする方法を見つけました。綺麗になったかどうか確かめられませんが、なかなか良いです。
参考:https://necologs.com/bath-cleaning/
風呂場エプロンのカビ予防
カビを取った後は、普段からのカビ予防がより重要になってきます。
ここからは我が家で取り入れて実際に効果があったカビ予防方法を紹介します。
エプロンのカビも生えなくなりました。
風呂のカビ予防①
・排水溝の蓋を撤去し、たまっている髪の毛を毎日とる。
これ、結構革命です。
カビを発生させないためには、カビが生える場所になるべく水分を溜めない工夫が必要です。
毎日忙しくて掃除をさぼっていると、どうしても髪の毛が排水溝に溜まり、それが原因でお風呂の水を抜いた時にエプロンに水が長時間溜まってしまいます。
排水溝にたまっている髪の毛を毎日とることで、お風呂の水を抜いた時エプロンに水が長時間たまらずカビが激減しました。
排水溝の髪の毛ってなかなか掃除しませんよね。(わたしだけ?笑)
蓋を撤去することで髪の毛が溜まったのが毎回見えて、「掃除しなきゃ」という気持ちになります。
「きっかけ→欲求→反応→報酬」のきっかけを作ってあげるわけです。
また、髪の毛が取りやすいようにダイソーの「髪の毛くるっとキャッチ」という商品を使って髪の毛を取りやすくしています。
これも、かなり良いです。
どんな排水溝にも合うように設計されていますので絶対に使ってください。(笑)
風呂のカビ予防②
・ルックおふろの防カビくん煙剤を使用する。
これ、効きます。浴室の壁などにカビが発生しません。Amazon定期便で安くして、いつも買っている定番商品です。
風呂のカビ予防③ (その他)
・浴槽に蓋をする。(防災でふろ水をためているため。)
・入浴後、風呂のドアを開けておく
小さい子供がいるのでドアにチェーンを付けてロックし、5cmほど風呂のドアを開けています。
リフォームも考える
エプロンにカビが生えないお風呂にリフォームするのもありです。
私のユニットバスも築20年以上経っていますのでそろそろリフォーム時期だと思っています。
リフォームするならエプロン掃除がないシリーズを採用したいと思います。
エプロン部分を外さなくていい、or 外せないタイプがあるそうです。
Panasonic | Lクラス(外さない) |
TOTO | シンラ、サザナ (外さない) バスタブネオマーブバス(エプロンなし) |
LIXIL | スパージュ(外す必要なし) |
タカラスタンダード | ミーナ、リラクシア(外さない) |
私がリフォームする際は絶対に掃除不要のユニットバスを探したいと思います。
カビが生えないかどうかを確認する必要がありますが。
エアコンのカビ取り・カビ予防
テレビの情報によると、エアコンは2年に1回ほど業者を入れて清掃した方が良いそうですね(汗)。
エアコンの構造上、どうしてもカビが発生してしまう構造のようで、もうこれは防ぎようがないとのことです。
うちのエアコンは買ってから1年もしない内にカビ臭くなってしまいました😭
みなさん、夏にエアコンをつけた時にカビ臭い場合でもエアコンを使い続けるとカビ臭さがなくなる場合がありますよね。
それはカビがなくなったのではなく、人間の鼻がカビの臭いに慣れて臭わなくなるそうです。
カビ自体はずっと放出されているというのです。
エアコンは買ってまだ2. 3年ぐらいしか経っていないので、とりあえず、ファンの掃除を自分でしてみることにしました。
ちなみにうちのリビングのエアコンは、日立の白くまくんで、凍結洗浄という機能で熱交換器の金属の部分を洗浄してくれるのですが、ファンはどうしても洗浄できずカビが生えてしまっているのです。
エアコン洗浄を色々検索した結果、自分で洗浄剤等を吹き付けて洗浄するのはやめた方が良さそうでした。
エアコンのカビ掃除
凍結洗浄機能があるため、熱交換器の部分はあまり汚れていないと判断し、ファンの部分を専用のブラシを買って掃除しました。
掃除前後を比べた画像がこちら。
なかなか良いです。
ブラシで清掃すると黒カビの部分は取れ、冷房の風もかび臭さがありません。
エアコンのカビ予防
カビ予防としてできることを、取扱説明書で確認しました。
冷房を切った後に送風(or暖房運転)する機能をON
まず取扱説明書でわかったのですが、冷房をオフにした後に送風する機能が付いているのですが、日立のエアコンはこの機能が初期設定でオフになっており手動でonにする必要があるのです。
初期設定でオンになっているとばっかり考えていたので、ここは盲点でした。
以前使っていた三菱の霧ヶ峰では、このようなことはなかったのですが、、、、日立さん、、、
冷房終了時期に送風運転を半日以上つけっぱなしにして内部を乾燥させる
そして、もう一点、冷房を使い終わる季節になるとき、内部を乾燥させるため送風運転を半日程度稼働させてくださいと記載してあります。
こちらも気づかずにスルーしていました。😭
カビ予防のためにも、エアコンの説明書はしっかり読まないといけませんね。教訓を得られました、ありがとうございます、日立さん。
エアコンのクリーニング業者さんのサイトで見つけたカビ予防方法
エアコンのカビを攻略して、安心してエアコンを使う方法
冷房運転後内部を乾燥させてカビの活動をストップさせることが重要。
エアコン内部の乾燥の方法のベストは暖房運転。
冷房運転終了後、30分から一時間程タイマーで暖房運転をセットする。
送風運転の場合、出来れば3時間以上の送風運転が必要。
カビ防止で一番大切なのは!換気!
ここの業者さんが考えているカビ予防で一番大切なことは、換気によって室内のカビ胞子を外に出すことだそうです。
(これは空気清浄機で代用できると思いました。一般的なHEPAフィルター搭載の空気清浄機はカビ胞子をキャッチできます。)
エアコンでカビが生えにくい機種
構造上、カビが生えないエアコンはないそうです。。メーカーについて、次回購入するとしたら、三菱か日立にしようと思います。クリーニング業者等のHPでかなり調べました。ランキングサイトなどは当てになりませんね。。
三菱
三菱電機のFZシリーズはカビが生えにくいそうです。
ファンが熱交換器の上にあり、カビにくいとのこと。
ただ、分解が難しく、業者の清掃ができないケースがあるそうです。
自分で熱交換器に掃除機がかけられてお手入れしやすいモデルは三菱・霧ヶ峰のRシリーズがよさそうです。
(参考サイト)
日立
日立は凍結洗浄のおかげで熱交換器の金属の部分にはカビがほとんど生えないようです。
ただしファンにはカビが生えます(生えました。)
ファン掃除のファンロボという機能も上手く働いていないようです。
(参考:エアコン業者サイト)
ファンにカビが生えなければ最強な気がするので買い替えの時までに進化していてほしいです。
日立はファン掃除を頑張れば、良い機種な気がします。
ファンロボ↓
空気清浄機
この点においてはHEPAフィルター搭載の空気清浄機も有効ではないかと思いました。
カビ胞子の大きさは直径2〜10μm。HEPAフィルターでは0.3μm以上の微粒子を除去できます。
あと、加湿機能付きの空気清浄機は要注意です。
お手入れをサボればすぐカビが生えてしまいます。加湿機能があっても空気清浄機には水を入れません。
ちなみに加湿器についても気化式はカビが生えるので使いません。
うちではスチーム式(加熱式)を使っています。電気代はかかりますが。
以前加湿器のお手入れを怠ってカビが生えてしまった経験があります。
加湿器ってなかなか掃除しませんよね^^;
スチーム式(加熱式)一択です。
まとめ
- オキシクリーンで撃退する
- 排水溝の蓋を取って毎日髪の毛を掃除することでカビを防ぐ
- 掃除方法
専用のブラシを使いファンを掃除する - 予防方法
エアコンオフ時に暖房のタイマーをつけ内部を乾燥させる事によりカビを防ぐ
アルツハイマー型認知症の原因を貯めない為に、カビ撃退&予防を していきましょう。